日本鉄道物語 鉄撮りに読んで欲しい本
日本鉄道物語 橋本克彦 講談社文庫
明治から昭和の新幹線までの鉄道の歴史が描かれていてなかなかの本です。
この本を紹介してくれたのは、元私鉄の社員だった人です。
昔、大阪の新交通の車両が事故を起こしまして、
ブレーキ関係の不良(電源の異常だったと記憶してます)で車両止めに激突したことがありました。
ブレーキ関係がトラブルに見舞われた時、ブレーキが効く方になるのが普通の設計で、
電源が切れた時ブレーキが効かなくなる設計は信じがたいと言ってました。
JR のレール幅は狭軌レールで実はロシヤのトロッコ規格のレールだとか。
当初の導入時のいきさつから、
日本国有鉄道、いわゆる国鉄は海外ではトロッコ規格といわれているレール幅になってしまって、
そして今も走っているのです。
そして新幹線や一部私鉄に採用されている広軌レールへの転換計画があったと云うことですが、
それも当時の政策に利用されて潰える事などは、
政治という奴はと云う感慨を覚えます。
広軌になっていれば、今頃在来線の全てが新幹線の走れる可能性を持ってるのかも知れません。
ただダイヤの問題とか多数の駅を通過しなければならない問題点はあるでしょうが。
元私鉄社員はこうも言ってました。
JR は狭軌のため乗り心地を良くするためサスペンションがふわふわだそうで、
私鉄の方がずっと乗り心地が良いと。
機関の変遷はもちろんのこと、私鉄の統合のいきさつも興味深い事柄です。
近鉄の乗換えはなぜ違うホームの違う線路まで行かなければならないの、
という疑問が解決します。
また、新幹線構想が既に戦前から計画されていた事は驚きです。
今時の関西の新型交通と言われるものがモノレール他数種走ってますが、
天井が低く遊園地のおもちゃに乗っているような感じがします。
特にモノレールは駄目です。
振動が激しくて本を膝の上に置いていようものなら読むことが出来ません。
本は宙にあげていないと。
スピードは遅いし、値段は高いし。
3 駄目そろい踏みですねぇ。
その点、鉄道は完成された技術と感じざるを得ません。
もっとも、時々信じられない事故を起こしてますが。
どちらにしろこの本は鉄道マニアにとって必読の本であるばかりでなく、
そうでない人にとっても良書です。
明治から昭和の新幹線までの鉄道の歴史が描かれていてなかなかの本です。
この本を紹介してくれたのは、元私鉄の社員だった人です。
昔、大阪の新交通の車両が事故を起こしまして、
ブレーキ関係の不良(電源の異常だったと記憶してます)で車両止めに激突したことがありました。
ブレーキ関係がトラブルに見舞われた時、ブレーキが効く方になるのが普通の設計で、
電源が切れた時ブレーキが効かなくなる設計は信じがたいと言ってました。
JR のレール幅は狭軌レールで実はロシヤのトロッコ規格のレールだとか。
当初の導入時のいきさつから、
日本国有鉄道、いわゆる国鉄は海外ではトロッコ規格といわれているレール幅になってしまって、
そして今も走っているのです。
そして新幹線や一部私鉄に採用されている広軌レールへの転換計画があったと云うことですが、
それも当時の政策に利用されて潰える事などは、
政治という奴はと云う感慨を覚えます。
広軌になっていれば、今頃在来線の全てが新幹線の走れる可能性を持ってるのかも知れません。
ただダイヤの問題とか多数の駅を通過しなければならない問題点はあるでしょうが。
元私鉄社員はこうも言ってました。
JR は狭軌のため乗り心地を良くするためサスペンションがふわふわだそうで、
私鉄の方がずっと乗り心地が良いと。
機関の変遷はもちろんのこと、私鉄の統合のいきさつも興味深い事柄です。
近鉄の乗換えはなぜ違うホームの違う線路まで行かなければならないの、
という疑問が解決します。
また、新幹線構想が既に戦前から計画されていた事は驚きです。
今時の関西の新型交通と言われるものがモノレール他数種走ってますが、
天井が低く遊園地のおもちゃに乗っているような感じがします。
特にモノレールは駄目です。
振動が激しくて本を膝の上に置いていようものなら読むことが出来ません。
本は宙にあげていないと。
スピードは遅いし、値段は高いし。
3 駄目そろい踏みですねぇ。
その点、鉄道は完成された技術と感じざるを得ません。
もっとも、時々信じられない事故を起こしてますが。
どちらにしろこの本は鉄道マニアにとって必読の本であるばかりでなく、
そうでない人にとっても良書です。
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