戯れ言葉

超簡易型ステレオマイクアンプ その3 ケースとパネルの文字色

カテゴリ:超簡易型マイクアンプ
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このアンプのケースに
株式会社タカチ電機工業のUS-130H というのを見つけ
イーデンキでネット購入しました。
SMA20150225010 Case US-130H

タカチ電機のサイトではケースのCAD データーがDL できます。
そこで購入前にCAD で部品の納まりを検討してみてますが
電源トランスも入るし、背面のコネクタもぴったりといった感じで
こんな具合に巧く配置できます。

SMA20150225014 Case US-130H PartsLayout

問題はこのケースのブロンズアルマイトの色です。
パネルの文字色には白色が良さそうですが、
いつもやっている耐水の透明シートに黒色文字という方法で
文字が見えるかということです。
当然一般のPC 用のプリンターに白色インクなどありません。
SMA20150225011 Case US-130H Label
とりあえず、ものは試しでやってみます。
ついでに黒以外で黄色とベージュに近い色も
プリンターで打ち出してみました。
SMA20150225012 Case US-130H Label
こうやって貼って見ると黒色で充分見えまして
心配なかったようです。
逆に黄色やベージュ色はダメですねぇ。
むしろ濃い色の方が良いのがわかりました。
焦げ茶色などでゴールド系が表現できるといいのですが。

SMA20150225013 Case US-130H Label
ちなみに黒文字が駄目な場合はこんな風にやる予定でした。
AutoCAD 2014 の色設定は256色(8bit)しかないのと、
白という色がありません。
(白=黒 という概念です。)
なので、黒バックに白抜きの文字はそのままの考え方では実現できません。
で、どうするかといえば、
文字の色に一番薄いグレーを使います。
インクで言えば薄い黒、つまり半透明で紙の白が透ける。
で、白色の耐水フィルムシートがあるので
それを使用するつもりでした。
どちらにしろAutoCAD 2014 の色数は少ないので
微妙な色は作れません。
無彩色(黒、灰色)も8色ほどしかありません。

[ 傍記 ]
マイクロホンアンプの様な微少信号をあつかうアンプには
プラスチックの様な電気的にシールド機能のないケースを使用してはいけません。
またマイク入力のコネクタは一度キャノンコネクタのありがたさが解ると
TRS プラグジャックなどは使用する気が起こりません。
TRS プラグジャック系のものは、接触面が点接触なので接触不良をよく起こします。
で、価格が高くてもここはキャノンかノイトリックを使用します。




Comments 2

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シロプリ  

楽しい記事ですね。
私も、学生の頃は(ずいぶん昔!)自作のステレオアンプを何台も作りました。日本橋でシャーシーを買って、ドリルやシャーシーパンチ、テーパーリーマー等で穴を開け、本当に手作りでした。Higeさんは今も現役で楽しそうですね。ましてや自分で設計までされるのですから羨ましいです。こう言う事を考えているときってホントに楽しいですね。
以前仕事で東京へ出張した時は、よく秋葉原へ行って用もないのに秋月電子(ご存じと思いますが)なども覗いたりしていました。日本橋にもメイン通りの東側の通りに昔ながらの部品屋さんが数軒有りますよね。色んな部品や工具を見ているだけでも楽しいですね。
でもICチップが出来てからはずいぶん便利になったようですが 何か便利すぎるようですね。
それと、こんなすごいICチップが安価で、誰でも買えるなんてね。一昔前だったたら軍事秘密になっておかしくないのではと思います。

今の私はプラモデルの作製の工程や新しいテクニックを考えている時がとても楽しい時です。

2015/03/07 (Sat) 11:08 | 返信を書く |   

hige  

ディスクリート:ばらばらの部品で作れた真空管時代が懐かしいです。
20代前後の年齢ではお小遣いも少なくて、テレビの修理の時に交換された不良真空管でアンプを作ったりしてたのですが、トランジスタとかプリント基板に移行してからはちょっと手が出せなくなってました。
蛇の目基板でたまに作りますが、もう眼が駄目です。
今回は感光基板に初挑戦ですがどうなることやら。

「今の私はプラモデルの作製の工程や新しいテクニックを考えている時がとても楽しい時です。」
これは、同じですねぇ。
で、自分の職人的手先の技術がついて行かない時は愕然とします。

2015/03/07 (Sat) 23:56 | 返信を書く |   

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