戯れ言葉

超簡易型ステレオマイクアンプ その0

カテゴリ:超簡易型マイクアンプ

 私のPC 、DELL のXPS8500 のマイク回路はステレオ仕様の2回路ですが、如何せん残留ノイズ(ホワイトノイズ)が多いのと、感度が低くて非常に使い勝手が悪い。(マイク音量のブースト設定をオンにしても)
 また、AGC (自動利得調整)が付いているのか、音量に応じて残留ノイズの音量が上下します。
 近接用の接話マイクの使用を前提にしているような感じです。

SMA20150225004 XPS8500 MIC Noise
XPS8500 のマイク入力の残留ノイズ

2014080121 MicNoise
X-Fi Surround 5.1 Pro のマイク入力の残留ノイズ

 双方の残留ノイズのスペクトラムですが、かなり差があります。特に耳の感度の高い1~2kHz 近辺のレベル差は大きい。
SMA20150225002.jpg  以前の記事 サウンドI/F(オーディオインターフェイス) と WaveSpectra とその性能 で書いた、私が常設しているUSB サウンドインターフェイスの SoundBlaster X-Fi Surround 5.1 Pro のマイク入力は優秀なんですが、残念ながらモノラル入力です。どうせマイク入力を付けるのならステレオ仕様にして欲しいものです。

 そんなこんなで、サウンドI/F のLINE IN を使って、マイクをステレオで使用できるようヘッドアンプを作ることにしました。それも出来るだけ安直に。

 オペアンプ一段で作るとすると現実的な利得は40dB 程度と思われます。
 以前の同じ記事での測定でサウンドI/F のマイク入力の利得は40dB でしたので、この利得で充分だろうと思われます。

 オペアンプはFET 入力のOPA2134 を使用することにします。

 で、ざっと設計概要を。

 入力インピーダンス:600Ω
 入力回路:不平衡型(OP AMP 一段で平衡回路も可能ですがゲイン切替がめんどう)
 NFB 帰還抵抗の合成値は2kΩ以下にする。(OPA2134 対応)
 FET 入力型のオペアンプを使用する。(正負入力の抵抗を合わせなくても良い)
 出力回路:不平衡型
 出力はコンデンサーレスの直結。
 サウンドI/F 側のボリュームが回路のトップに入っているようなので、このマイクアンプ側にはボリュームを設けない。
 大音量入力にそなえてゲイン切替スイッチ(20dB:入力PAD近似 )を設ける。

SMA20150225003.jpg
 こんな感じの回路ができあがりましたが、マゼンタ色の素子はとりあえず未実装で取り付けスペースのみ確保しておきたいと思います。
 オペアンプの電源電圧は素子の指定値内であれば自由ですが、最大出力電圧とダイナミックレンジで決めていきます。
なのですが、手元に9V×2 のトランスがあるので+-9V で。
 最大出力は5Vrmsぐらいとれれば優秀でしょう。

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