戯れ言葉

海賊とよばれた男

カテゴリ:

海賊とよばれた男 百田尚樹
上下2巻
講談社文庫

やっと文庫本が出版されました。
単行本は高いし携行がつらいので、
いつも文庫本が出版されるまでじっと我慢です。

出光興産を敷石にした史実に基づいた小説。

吉村昭も自らの著作物を小説と言っているように、
史実に基づいた創作物です。

それが柳田邦男と一線を画す点かも知れない。

百田尚樹のもう一つの小説
永遠の0(ゼロ)
などは明らかに史実の部分、小説の部分の違いがわかるのですが、
この海賊とよばれた男では、
どの部分を創作ととらえたら良いのかが
私にとっては難しい。

百田尚樹が続けて出版した本が
何れも太平洋戦争を題材にしている点が興味深い。
戦争の、人を殺戮する残虐性を訴えて
反戦する人は多いのですが、
この海賊とよばれた男が描くような、
太平洋戦争の違った一面を知ることは
非常に重要なことだと思われます。


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