オワコンのIEとFlash 早くやめましょう(追記あり)
最近、ネットの技術ニュースを見ていると、マイクロソフトがブラウザのIE(Internet ExplorerのことEdgeではない)の使用をやめる様広報しているとの記事が散見されます。
事実、Microsoft IE でググってみると、かなりの数のその様な内容の記事が見つかります。
元記事がどこなのか探してみました。検索で引っかかるやふーとか、ねーばーとか・・・仮パクのサイトが儲けてるらしいので。マイクロソフト日本のブログという情報があったのでその方面を探してみると
Internet Explorer の今後について と云う記事が見つかります。
この中でははっきりとは言及されてませんが
現在の世の中にあふれるリッチなコンテンツは、すでに Internet Explorer ではサポートしていない最新技術を利用して実現されており、その流れは今後さらに加速していくと言えます。
と書かれており、最近の環境にIEは対応できてないとはっきり書かれています。
私もIEに関してはもう非対応を打ち出そうと思っています。ChromeやFirefoxまたはEdge(Windows10である必要はありますが)への乗り換えが必須となってきています。
この記事の中ではもう一つ気になる項目があります。それはAdobe Flash への言及です。Adobe Flash はすでに2020年以降のサポートを終了する旨の広報を行っており、そのことへ言及しています。
Adobe Flash Player は度々セキュリティの脆弱性が報告されてきて、度々のアップデートをユーザーに強いてきました。現在、最新のブラウザではAdobe Flash は非表示が標準設定で、Adobe Flash でデザイン設定されたサイトでは、この危険なAdobe Flash Player の表示の設定を許可するよう閲覧者が操作しなくてはなりません。仮に閲覧者が最新のアップデートを適応していない場合はセキュリティ上危険なことを閲覧者に求めることになります。
マイクロソフト日本のAdobe Flash に言及した記事は
Internet Explorer および Microsoft Edge での Flash の今後の対応予定について です。
このことにAdobeがどんな広報をしているかというと
Flash & The Future of Interactive Content という英文の記事しか見つかりませんでしたが、ブラウザの翻訳機能でみてみると
今日、ほとんどのブラウザベンダは、プラグインによって提供されていた機能を直接ブラウザに統合し、プラグインを非推奨にしています。
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ゲーム、教育、ビデオなど、Flashテクノロジを中心としたいくつかの業界や企業が構築されており、2020年までFlashをサポートすることを確約しています。
と書かれていて、つまり2020年以降はサポートしないと書いてます。
Flashはもう見捨てられる方向にあるので早急なる対応が必要です。
FlashからHTML5へ 「その背景と主要ブラウザの対応は?」 の様な記事も参考になります。
んな事より、おじんやおばんにも急速に普及しているスマホはflashは無視していて、flashの無い表示になります。なのでflashを含めて画面を構成していると、へんな表示になりますよ。
追記:2019 03 23
マイクロソフトの記事(The Official Microsoft Japan Blog )が何れも削除されてます。ネット上の関連記事が同じリンクを貼ってて、やっぱりリンク先がエラーになってますね。
魚拓か画面コピーか、ページ保存をしとけば良かった。MSがやばいと思って削除したのかも。です。
追記:2019 03 27
IEの今後についての元記事らしきものを発見
次の記事の中に元記事への言及があります。
@dream-Progreの公式ブログ にある Internet Explorerの使用はやめた方がよいそうです と云う記事に、米国のマイクロソフトのWindows IT Pro Blog にある記事が紹介されてます。
The perils of using Internet Explorer as your default browser
英文の記事なので、グーグルの翻訳にかけてみると下記の文面が見つかります。
デフォルトのブラウザとしてInternet Explorerを使用することの危険
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ご存じのとおり、Internet Explorerは互換性ソリューションです。 私たちは新しいWeb標準をサポートしていませんし、多くのサイトは問題なく動作していますが、最近ではほとんどの開発者はInternet Explorerのテストを行っていません。 彼らは現代のブラウザでテストしています。 したがって、以前のアプローチを続けた場合、あなたは自分の持っているものに最適化することによって、新しいアプリが出てきても使用できなくなるというシナリオに陥ることになります。