戯れ言葉

VSCodeのテーマがユーザー設定で上書可能に

カテゴリ:フリーソフト
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 VSCode(Visual Studio Code)のことでなにか良い情報がないかとQiita  を眺めていたら、
 VS Code 1.20 の新機能のリリースノートを気まぐれに眺めてみる  と云う記事に気になる事が書いてありました。
 VSCodeがver1.20ではテーマ固有の色のカスタマイズがユーザー設定で出来る様になったと。
 リリースノートは、VSCodeがバージョンアップになった時にはオープニングに出てくるのですが、自慢じゃないですが読んだことなどありません。
 さて肝心のリリースノートはどこで見られるのか。
 ググって見ると、リリースノートはここで見ることが出来ます。
 January 2018 (version 1.20) 
 その中の該当部分。


 私はVSCode 配色テーマのカスタマイズ   の記事の様に、検索・置換のハイライトを変更していたので、これをユーザー設定に書き込んでみました。

  "workbench.colorCustomizations": {
    "[Ayu One Dark]": {
      "editor.findMatchBackground": "#c08080",
      "editor.findMatchHighlightBackground": "#908080"
    }
  }

 1行目におまじないが来て
 2行目は適用するテーマの名前です。
これは必ずしも必要ではないのですが、ここを書いておかないと全てのテーマに適用されるので、他のテーマに変更した時にややこしくなります。
特にDarkテーマからLightテーマに変更した時など。

 こうやることで、テーマのアップデートがあっても、色の変更はそのまま生きてくれるようになりました。

2018 03 15:追記
 表示→コマンドパレットで、
 今現在使用しているVSCodeのリリースノートは見ることが出来ますが、
 過去の、この場合の1.20のリリースノートとかは上記リンクで。

2018 03 20:追記
 コメントアウト行の灰色が薄いので濃くしたいのですが、その場合、元のテーマのjsonファイルでは

"tokenColors": [
  ・・・・・・
  {
    "name": "Comments",
    "scope": "comment, punctuation.definition.comment",
    "settings": {
      "foreground": "#7F848E",
      "fontStyle": "italic"
    }
  }
  ・・・・・・
]
 こうなっているので
 ユーザー設定側では

  "editor.tokenColorCustomizations" : {
    "[Ayu One Dark]": {
      "textMateRules": [
        {
          "name": "Comments",
          "scope": "comment, punctuation.definition.comment",
          "settings": {
            "foreground": "#8F949E",
            "fontStyle": "italic"
          }
        }
      ]
    }
  }

 と書いてやると旨く行きます。

 ユーザー設定は ファイル→保存 で、再起動なしにすぐに反映されるのが便利。


2018 11 06 追記
詳細は
Theme Color Reference 
をどうぞ。
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