Doll

カテゴリ:ろりこん

人形の世界と美少女の世界は昔から妖しいテーマを投げかけています。
日本での代表的な作家は四谷シモンでしょう。
ロリータとエロティシズムがアートと欲情との微妙なはざまで表現された造形物達。

leya_1.jpg こんな等身大の人形がある国では市販されていていますが、
すぐれものの可愛い少女で、日本でのアニメ世代にはたまらない人形ではないでしょうか。
この衣装は当然着せ替えで、本体は、そのものです。
男子の人形も販売してます。

子供がない老夫婦が買って、生活の中に淡い夢を仮想していくという、
犬を子供のように叱ったり、語りかけたりというのと同じような空間、
舞台を作っていると思い至るのを、売れている理由として挙げるのは
健康的に過ぎるかもしれません。

tw.jpg 人形と言えば
今時 figure と言う単語が一般的なようですが、
私にとって人形と言えばそれは Doll です。
言葉の色合いの違いについてはWiki に任しておきます。
動物の肉体的な美しさ、
(その本来の価値観は当然、同種の異性が認める美しさですが)
は、ある特定の年齢で発信されているのだと思わずにはいられません。
それにしても、人間だけが勝手に想像している、
ネイチャーな価値観から逸脱した美意識は、後ろめたい感覚がついて回ります。
それだからこそ、人だということなのかもしれませんが。

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