戯れ言葉

戯れ言葉

嘘だらけの映画とドラマ

9.11 の映画で消防士がビルに突撃するシーンやアメリカのテレビ映画のコンバットの兵士。ヘルメットの顎ひもをちゃんと締めないでそれがいかにもかっこいいとばかりに垂らしていたりしますが日本のプロの常識ではこういう行動を取る人は出入り禁止です。こんなリーダーはいないというかこういう行動をとる人はリーダーの資格がないので一から指導のやり直しになるかこんな組織に参入できません。エレベーターの天井には下から入れ...

宮崎駿の風立ちぬ その2

著名な物象を借りた恋愛ドラマ。著名な堀辰雄の小説名を借り、更に日本の飛行機工業の世界的な設計者、太平洋戦争で海軍航空機の国防のキーを作った堀越が主人公。こうくれば子供ではない大人な人たちは誰もが注目するでしょう。私が感じたのは冒頭の通り。スカートのひるがえり、人声での機械音。そんな、マニアックな精緻な表現。それが、全体のストーリーに全く寄与していないのが淋しい。宮崎駿の世界もすでに終わってから久し...

宮崎駿 風立ちぬ

なぜ、いま堀越なのか。風立ちぬは堀辰雄の青春小説だったような気がするけどもう内容は忘れてしまった。この年になって読み直すのも気恥ずかしいというか・・・年齢で、もうそんなことはかんがえたくもないとうことだけど。一番気になるのは堀越二郎が主人公と云うことですが、この人が歴史に名を残した事情は柳田邦男氏の零式戦闘機が名著で詳しい。そんな、この前にあった日本人みんなが、新聞が、マスコミが、あおった、敵国を...

あずみと云う映画

上戸彩のあずみはミスキャストで、どうせ…と思って見る。 結構おもしろい。 画像処理テクニックでうまく作ってます。 でも、へたくそに見える役者が何人かいて、 監督も手を抜いたのか、ミスキャストが判ったけど、撮影が進んでしまって、どうにもならなかったのか? 刺客の子供を育てた親父や化粧した妖艶な殺戮者。 特に妖艶な殺戮者は、完全にミスキャストだ。 役者としては素人が一杯いて、中学校の学芸会になり...