戯れ言葉

戯れ言葉

ファンタム電源供給回路の間違い

ファンタム電源の供給方法が間違ってた。  まず、マイクロホンへのグラウンド(シールド)に-電源を供給していたのは根本的な誤りです。 ここは、回路の0V つまりグラウンドが接続されねばなりません。 こうすると、マイクロホンへのファンタム電源としてそのまま+電源を供給すれば 乾電池使用の場合は9V 以下となってしまうので、 私が使用しているSM-90 の必要電圧11V~56V に足りなくなってしまいます。 つまりもう1個0...

SN の備忘録

2010/07/28 追記及び書き換え 2012/02/18 the art of ANALOG CIRCUITS for every enthusiast リンク先変更  アンプの無信号時に出るノイズ電圧の評価の仕方で、  1.残留雑音  2.入力換算雑音  3.SN 比  以上の区別があります。  何れも、20kHz のLPF を通して測定されているようです。  1例として、著名メーカーのコンソールミキサーの雑音Spec を見てみると、  @12.7kHz ,-6dB/octave のロ...

マイクアンプの回路は

 最終のアプローチする回路をどうするのか、今決断を下せなくて困ってます。  入力インピーダンスとTopのカップリングコンデンサーのかねあいです。  MiniSPLのような10kΩという特殊な高インピーダ受けなければならないマイクを無視すれば、入力インピーダンスは1kΩ以下に出来るので、R7,8は300Ω~500Ω程度に下げることが出来て、ここでの抵抗雑音を下げることが出来ます。  ただ、実測をしてないのでこの入力側の抵抗がこ...

とりあえずここまで

今日でここまで。ファンタム電源スイッチを実装。結局安物のトグルスイッチ。R3、R4を下げたんやけど、ノイズの下がった形跡はなさそう。まぁ、あんまり期待してなかったけど。成果はDCオフセット回路が見つかっただけでした。CMRRもR11に半固定抵抗を入れてテストしてみましたが、家での測定機と云ったら、例のWave Gen とWaveSpectra と云う全くプアな状態なので、少しは測定になるのかと少々期待しましたが、クロストークや、元...

スイッチをどうするか と お小遣い

毎月の小遣いの余裕の上限は¥10,000-。 これでほそぼそやってます。 サラリーマンはつらい! 今月は無理が祟って、抵抗を買ったのと、スイッチを数個買ったのが限界で、ちょっとやばいことになってます。 来月はなんとかなりそうなので、AC電源部を作ってみようと計画しています。 そんな毎日で、マスターベーションな今月。 以前、今回使用したケースメーカーのタカチにメールで問い合わせをしたら、 カタログで別売に...

電源異常の保護回路 2 【案】

こちらも追加文章ありの為 訂正  インターネット上で、三端子レギュレータの入出力電圧の動作仕様をいくつか調べてみました。  Motorola の78L05 です。  入力電圧が6Vの時出力電圧は4.2Vぐらい。  入力電圧が4Vに下がると出力電圧は出なくなるようです。  こんな動作であれば今回の条件にはぴったりです。  一番困ったのが、こんな図です。  STMicroelectronics と云う会社らしくて、インターネット...

電源異常の保護回路

あいかわらず過去記事の訂正。以前書いた電源異常による保護回路 【案】オペアンプは片側電源が切れると壊れるらしいです。最近の情報ではないので今のオペアンプはどうなのか調べてはいませんが、使用対象のオペアンプは最低動作電圧が+ - 5V程度ですので、電池電圧が下がってしまった時にも簡単に対処できるのであれば電源が自動的に切れるか、又は入らないようにしたいものです。又、ありうる事故として、1.電源スイッチがO...

DCオフセット

初段のインスツルメンテーションアンプのDCオフセット回路の抵抗値を見直して変更し、更に、ここのバッファ?の抵抗値(R8~R11)も10倍にしました。(よく見ると、R8,R9は初段の負荷になってます。これじゃ負荷が低くて、ヤバイいんちゃうん。) DCオフセット関係の抵抗値を見直して参考図に近いものにしCMRRの調整に関しては抵抗(R8~R11)の合わせ込みのみとしました。単にそこまで必要かと云う勝手な判断です。DCオフセット...

初段(インスツルメンテーションアンプ)のDCオフセット

 マイクアンプのヘッドアンプ部分で、この部分の出力側に-20mV近くのオフセット電圧が出てた問題。 やっと解決策がみつかりました。 その回路図を掲載します。 厳密な抵抗配分の計算を煮詰めてないので、ボリュームを回すと出力直流電圧が大幅に変わってしまいますが、それでも、ゼロ点を設定できることが解りました。 この抵抗配分では利得は少しあがると計算されます。 これまでの非常に役に立ったサイトはまとめて一覧に...

あれこれ手直しと電源投入時ノイズ

現時点での最終回路図。 (CAD からの画像化で、かなりてこずってます。) (注) 2014/09/26 Fantom 電源の供給方法注意の記事 参照 変更点 1.入力カップリングコンデンサーを2.2μF に変更 2.Rx3 を実装(10kΩ より1kΩ程度がいいのかも) 3.C4 を4.4μF に変更 4.R12 ,R14 を実測の上揃ったものに変更 5.オペアンプを4580D に変更 6.ファンタム電源対応に...

マイクアンプの再測定

追記したので再アップ 特性を取り直しました。 歪率が最低なフルゲインの時の特性も載せます。 今回、測定計のノイズマージンをかせぐため入力側にアッテネータを入れて測定しようとしたのですが、31dB という中途半端なもので、 困ったことに、 このアッテネータを実測すると 600Ω負荷で29dB ! 入力電圧の換算が頭の中でできません。 20dB とか 40dB なら簡単なのですが。 10dB 落ちの目盛りが測定器管面にはあるのです...

マイクアンプ 雑感

一応それなりに動いてますので、 少しづつ手を入れてますが、 ここまでくると一杯妄想がわいてきますね。 まず、どうしてもヘッドホン出力が欲しいのとステレオ化です。 ファンタム電源用スイッチがないし、もう一つはAC 化です。 もう、おこづかいがありませんが。 ヘッドホンアンプは安直にやるなら、LM386 が簡単です。 なんか、オーディオの自作で検索をかけるとヘッドホンアンプの自作記事が一杯ひっかかります。 ...